税理士との年1回契約という選択

今週の木曜日で9月決算の法人の関与先さんの決算が終了しました。

関与先さんのご協力のおかげで今月はすこぶるスムーズに処理することが出来ました。(感謝x2)

さて、
決算というのは、継続する事業を事業年度(通常は1年)という名のもと強制的に期間を区切って経営を測定する作業です。
毎月決算というのは事務負担が増えてしまいますので、1年という期間はある意味妥当なところなのかもしれません。

その計算の結果としての決算書というものは、企業における通信簿といえるものです。

新規の得意先との取引や金融機関から融資を受ける際には、相手先の経営状況等を確認しておくことは当たり前のことですので、
新たに取引を始めたものの、商品を完成できない可能性の高い取引先と付き合うはずはありませんし、
金融機関としても、貸したお金を返せそうもない企業に貸すことはありません。

その判断をする材料の一つが決算書という訳ですので、
得意先や金融機関にとっての良い決算書とは、利益が計上されていて納税しているというのは納得できるところではあります。


ところで、
税理士が月に1回とか隔月毎に関与先さんの帳簿をチェックする理由はといいますと、
ある程度の頻度で関与先さんの状況チェックを行うことによって現状の経営状態を把握し、問題点があれば解決のための手段を講じたり、決算に向けた対策を早目に施こすための情報を提供することにあります。

対して、
年1回、決算日後に1年分をまとめて処理する場合は、もはや確定した数字を集計するしかありませんので、その場合の税理士の役割というのは、決算書を作成して税金を計算することです。

「税理士に年1回の契約で頼んだら、今までより税金が高くなった。」

残念ながら、そういったこともあります。
それは税理士を正しい計算をしてくれる専門家としてのみ利用しているからです。


決算書は事業活動の結果を数値的に示すものですので、取引完了後に数字を恣意的に変更できるものではありません。

数字というものが後から変更できないものである以上、綿密な計画・準備とこまめなチェックが必須と思っていますので、税理士に依頼するならば、そういった使い方をお勧めします。

とはいっても、
年1回と月1回のチェックでは、税理士の料金も違うことも事実です。
理想は月1回のチェックですが、隔月や3ヶ月に1回とすることで料金を抑えることが出来る場合もありますので、料金の負担を考えて年1回とする前に、税理士にご相談してみても良いのではないかと思います。

そのかわりと言っては何ですが、訪問頻度が少ない分、毎月の資料はきちんと整理する必要がありますし、何か通常とは違った事を予定する時は、早目に税理士に相談する必要があります。
結果を税理士に伝えないのは問題外としても、伝えるのが結果では時すでに遅しこともありますので…。


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コメント

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Re: 税理士ふくやまさん

こんばんは。
個人事業(年一:別税理士)から法人成によってウチがお手伝いすることになったのですが、
経費だけでなく、保有減価償却資産も漏れている…(汗)
おそらく、ある程度の頻度で訪問関与していれば防げたはずなのですが…。

No Title

おはようございます。
税理士乗換えのお客さん。
今まで年イチ関与だったらしいのですが、現金勘定と経費の勘定がまったく合いません(汗)
社内を家捜し(私は捜索マニアなので...)すると計上漏れの領収書がゴソゴソと(滝汗)
誰が悪いという訳でもなく...
年イチの段ボール決算の限界ですね〜
コンディションが悪い会社ほど毎月訪問の恩恵に預かれるはずです。
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