技術的には素晴らしいけど…使えない

ウチの使っている会計システムのちょっとしたカスタマイズをしてもらうために担当者さんに事務所に来てもらいました。

依頼自体は10分程度で完了しまして、アレコレ話をしていますと、

新しく作ったソフトの感想を伺いたいと…。

そのソフトというのは、
市販のスキャナーで領収書を読み取ると、仕訳データに日付と金額が自動的に作成されるものです。
領収書は機械で出力されたものならかなりの精度のようですので、技術的には素晴らしいとは思いますが…、

ちょっと使えないなぁというのが正直な感想です。


そもそもですね~
税理士が現金出納帳を作成することは不可能です。
領収書を全部入力したって絶対に現金出納帳の残高は手許の現金とは合いません。

にも拘らず、
領収書を預かってきてスキャナで読み込ませることの意味は…、
税理士事務所の作業効率化?

手慣れた事務員さんにとっては逆に非効率になってしまう気がしますし、

怒られてしまうかもしれませんが、

税理士業界の今とズレすぎている気がします。


税理士の役割は税金の計算に加え、タイムリーな経営状態の判断の為のサポートが要求されます。

一昔前の税理士事務所なら喜ぶのかもしれませんが…。


そんな事を考えながら、
思い込みという罠には気をつけねば…と再認識。

自分としては良かれと思うことが、お客さんにとっては的外れであったり、過去の常識で今の非常識であったりしますと信用問題にもなりかねません。

どれだけ技術的に優れていようが、お客さんが便利と感じなかったり、使い勝手が悪かったり、難しい専門用語がこれでもかとちりばめられた説明ですと、ただの供給側の自己満足になってしまいます。
ある意味、お客さんにとってこれほど迷惑なことはないのかもしれません。

そういった意味でも、アンテナを高くして、生の情報に触れる機会を惜しんではならないと改めて感じた出来事でした。


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